特殊外来

特殊外来

物忘れ外来

「加齢に伴う物忘れ」と「認知症に伴う物忘れ」には違いがあります。物忘れを自覚していない場合には、注意が必要です。ご本人や周囲の人が異変を感じた時には、「物忘れ外来」への受診をお勧めします。
初期の段階で認知症を発見し、診察・治療・その後、認知症がひどくなった時のバックアップ体制を整え、少しでも安心してお住まいの地域で社会生活を送り続けることができるようスタッフ一同支援させていただきます。

認知症とは

認知症は、記憶障害に加え、判断力の低下や段取りをつけて物事を進めることができない等の症状が現れます。このような症状が起こってくるため、日常生活に手助けがいる状態になります。なお、治療を行う場合は意識障害のないことが前提です。

どんな検査をするの?

まず、問診や神経心理検査、脳の画像検査(頭部MRI検査で脳萎縮の程度を数値化する画像解析方法「VSRAD法」)、血液検査などを行います。

診療の流れ

物忘れ外来は完全予約制です。かかりつけ医がおられる方は、紹介状をご持参ください。地域医療連携室にてご予約をお取りすることができます。当日は、紹介状以外に健康保険証、高齢者受給証、福祉医療証等、おくすり手帳もご持参ください。初診時には問診票の記入、診察前の看護師による問診、医師の診察、MRI検査、再診予約のご相談をさせていただきます。診断のため、同居のご家族や身近な方からお話をお伺いしますので、必ずご一緒に受診してください。ご家族から見て、いつもと違う行動をされるとか、様子がご心配なことがございましたら、「物忘れ外来」でご相談ください。より良い暮らしのためにお手伝いさせていただきたいと思います。

赤ちゃんの頭のかたち外来

赤ちゃんの頭のかたち外来

赤ちゃんの頭の歪みが保護者の心配事となっていることがあります。向き癖による頭位性斜頭は生後6ヶ月くらいまでなら治療できることをご存知ですか?

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禁煙外来

「本当はタバコをやめたいと思っていても、やめられない」「以前失敗したので、自信がない」など、禁煙に関心はあるが実行できないという方も多いのではないでしょうか。タバコがやめられないのは、意思の弱さではありません。ニコチン依存症といって、保険診療で治療できる病気です。「禁煙=我慢」というのは昔の話で、現在は科学的根拠に基づいた治療が可能になり、禁煙に伴うタバコが吸いたい、イライラなどの離脱症状を緩和しながら禁煙を治療として行うことができるようになりました。禁煙することで健康の改善、関連する病気の予防、経済的な利益などのすばらしい効果が期待されています。私たちは禁煙治療・支援の2つの側面から対処し、患者様と取り組んでいきたいと思っています。

治療について
(卒煙までの流れ)

治療について(卒煙までの流れ)

禁煙外来の保険適用条件

以下の条件全てに該当した場合に、保険診療で禁煙治療を行うことができます。ただし、保険を使っての禁煙外来の治療は年に1回までとなります。

  1. 1.ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と判定された
  2. 2.1日のタバコの喫煙本数×喫煙年数が200以上になる
  3. 3.すぐに禁煙することを希望している
  4. 4.禁煙治療についての説明を受け、治療を受けることを文書により同意している方

肝臓外来

肝臓外来では、肝障害でお困りの患者様や健康診断で肝機能異常といわれた方、診断や治療に難渋しておられる近隣の医療機関からのご紹介などを受け入れ、診断・治療にあたっています。
血液検査や超音波検査等のみでは診断が難しい場合は、造影剤を使ったCT検査やMRI検査などをさせていただきます。
また、必要な場合は、京都府立医科大学等と連携して診断・加療を行っております。

肝臓の疾患について

肝炎(B型、C型、自己免疫性、薬剤性、アルコール性)、
肝硬変症、肝臓がん、脂肪肝、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)、胆嚢・胆管疾患など。

受診方法

ご来院の際は、かかりつけ医の先生とご相談の上、紹介状をご持参してください。
また、健康診断で脂肪肝、肝機能障害などを指摘された場合は、健診結果をお忘れなくお持ちください。
地域医療連携室でご予約をお取りさせていただきます。

外来診療担当表

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