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同志社山手病院 updated 2020-6-19

「総合診療医として、どのような病気にも初期対応します。

患者様中心の医療を、責任をもって実践します。」

診療の特色

地域住民の主治医として、安全・安心のプライマリ・ケア(‘健康のための予防と見守り’と‘疾病に対する気づきと初期対応’)を果たしていきます。当科では、プライマリ・ケアの5つの理念に基づき、主に、内科疾患の初期診療を担当します。

【プライマリ・ケアの5つの理念】

  • 近接性:地理的・時間的・精神的にも、患者様に近い存在となる
  • 包括性:予防から治療、リハビリテーションまで幅広い年齢層の患者様に対応する
  • 統合性:患者様と専門医・多医療職との間の架け橋としての立場で、チーム医療を協調し推進していく
  • 継続性:病気のときも健康なときも寄り添い、ニーズに応じて外来→病棟→在宅のマネジメントをする
  • 責任性:患者様への十分な説明と同意(インフォームドコンセント)を行い、医療への安心を提供する

これが、プライマリ・ケアの5つの理念と呼ばれるもので、当科が担う「患者様中心の医療」を行っていく上での基本方針となっています。

診療内容

一般内科外来としての当科が担当する疾病・症状は多岐に及びます。
具体的には、痛み、発熱、むくみ、咳や息苦しさ、皮膚の発赤や湿疹、便秘・下痢、吐き気、めまい、認知力の衰え、疲労感、ストレス、眠れない、不安や焦燥感、などなど・・・患者様にとって、先ずどの専門科の受診をしたらいいのだろうか?と、つらくてしんどい時に、余計に気まで滅入ってしまわれるケースもあるのはないでしょうか?
当科は、患者様やご家族様と最初に接して初療を担当し、全体を把握して、個々の問題を的確に判断して適切な指示、緊急に必要な処置を行い、専門性の高い疾病に対しては急性期病院の専門科医師への委託を行い、また継続的な健康の保持および慢性疾患の継続的な治療とリハビリテーションについて、いわゆる主治医として、多医療職と連携して「チーム医療の旗振り役」、「健康維持のためのゲートキーパー役」という役割を担ってまいります。

診察日

午前
午後
*午後は予約制となっております。

担当医

役職 内科医員
氏名 高橋 里奈(たかはし りな)
所属学会 日本内科学会、日本小児科学会

患者様へ

 私は救急病院で急性期から慢性期まで、小児から高齢者まで様々な疾患を診療してきました。多くの患者様を診療する中で、もう少し早く治療できていればというケースを経験してきました。高血圧を放置して心筋梗塞やくも膜下出血を起こしてしまったケース、食欲不振が続き内服治療で改善して安心されたケース、糖尿病を悪化する前に治療できたケースなどを診療してきました。こういった様々な疾患を経験する中で、些細なことでも気軽に相談できて健康や病気に関する知識を分かりやすく説明できる場が必要と強く感じます。日頃の生活習慣や毎年の健康診断が大事ですが、具体的にどんな食事をすればよいか、健康診断ではどんな項目に特に気を付ければよいか、オプションでオススメの項目は何かなど、健診医を行っていた経験から詳しく助言することができます。

新型コロナウイルス感染症の外来・病棟診療経験も積んでおり、お子さんから90代までのコロナ患者の診断・治療を行ってきました。コロナにかかると、熱や喉の痛みが出ることが多いですが、症状が分かりにくいこともあります。コロナか風邪か分からない、コロナ肺炎が心配、コロナワクチンについて聞きたいなど、色々な質問にお答えします。電話再診もしております。

ちょっとした体調不良や違和感、アレルギーの相談など、幅広く対応させて頂いております。少しでも安心につながればと思いますので、健康の不安がありましたら、どんな些細なことでもお気軽に相談いただければと思います。一人一人丁寧に分かりやすい説明を心がけております。「どの科を受診すればよいかわからない」「自分は健康なのだろうか」などとお悩みの方や、「こんな症状で病院を受診してもよいのかしら」と迷われている方も、ぜひ私の外来にお越しいただければと思います。