医療法人社団石鎚会

理事長挨拶

やすらぎ保育園は、平成13年に私ども医療法人社団石鎚会に勤務する職員のお子さんをお預かりするための院内保育園として、開設させていただきました。当法人の急性期病院である田辺中央病院に隣接しており、病棟のスタッフステーションの窓から園庭で遊んでいるお子さんの様子を目にすることができるように、との思いを込めて建設したこの保育園は、子どもの視点に立った保育を行う質の高い保育士にも恵まれ、病院と連携する形で病児・病後児保育なども展開してまいりました。 設立から15年以上を経過した近年では、法人の規模の拡大とともに保育ニーズもさらに高まってまいりました。私どもはこれまで以上に、これからの将来を担う子どもたちをのびのびとした環境で育てるお手伝いをさせていただきたい、またお父さん・お母さんの多様な働き方をサポートしたいとの考えに基づき、この度やすらぎ保育園を拡充し、京田辺市同志社山手地区に新築移転いたしました。同志社山手地区は、近年住宅開発がすすみ、人口流入が進んでいる新しい街であるとともに、私どもの関連法人であります社会福祉法人やすらぎ福祉会の施設「特別養護老人ホームやすらぎの杜」も所在する地域であります。 今回の新しいやすらぎ保育園では、従前より行ってまいりました「企業主導型保育事業」の一環として地域のお子さんのお預かりをさせていただくのみならず、“新たなまちづくり”のビジョンも合わせ持ち、この街に住む方々や地域の学生さんなどと一緒に手を取り合って、認可外保育施設ならではのオリジナリティあふれる保育園を作り上げていきたいと考えております。そして、お子さんと高齢者、若者等が世代を超えてコミュニケーションをはかり、お互いの生活を支えあっていけるような、石鎚会の“Life Station”の一つとして育っていくことを願っております。 今後とも皆様からのあたたかいご支援・ご助力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

平成30年4月吉日
医療法人社団石鎚会　理事長　　石丸 庸介